オムツ使用方法!!
今回は、オムツについて。
ここで言う、オムツとは
→吸収帯ポリマーのあるもの
とします。
いわゆるテープ止めやパッド・リハビリパンツを含めます。
二重使いをしていませんか?
例えば、
リハビリパンツ+パッド
とか、
テープ止め+パッド
という当て方。
これは、はっきり言って不適切。
外側(リハビリパンツやテープ止め)の吸収帯の上に内側(パッド)の吸収帯が重なる。
すると、内側の吸収帯は吸収するけれども、重なってつぶれた外側の吸収帯は、基本的に吸収しない。
特に吸収容量の大きいサイズのパッドを使っている場合、外側の吸収帯は完全につぶれて使えない。
内側の吸収容量を越えると、外側の吸収帯にはいかずに、もれてズボンが汚れます。
内側の吸収容量+外側の吸収容量 にはならず、
内側の吸収容量+ズボンの汚染 になるわけです。
重ねると蒸れてかぶれたり、ゴワゴワ感がアップしたりとデメリットいっぱい。なおかつ吸収容量は足し算にはならない。ズボンが汚染する。
メリットはないです。デメリットだけです。
オムツは一枚使いをお勧めします。
(あ、この後書きますが、両面吸収パッドは例外です。これは重ね使いオッケー。)
では、それぞれのオムツの対象者とメリットデメリットは?
【リハビリパンツ】
本人様で脱ぎ着しやすく、汚れたら破いて捨てれる。
〈対象者〉
自身で歩かれる方。
トイレに行くけれども失敗がある方。
介助が必要だけれども、
トイレで立位が保持できる方。
失禁が少ない方。
〈メリット〉
汚れてなければ、着脱がしやすい。
汚れても着替えればいいから安心。
単体で使える。
〈デメリット〉
モコモコする。
歩行の姿勢が崩れる。
汚れたら、ズボンを脱いで履かなければいけない。
〈対象者〉
自身で歩かれる方。
トイレに行くけれども失敗がある方。
自身でパッドの交換ができる方。
介助が必要だけど、トイレで立位が保持できる方。
失禁が少ない方。
〈メリット〉
交換がしやすい。
リハビリパンツやテープ止めより安価。
〈デメリット〉
単体では使用できない。
アウター(外側に着用するもの)が必要。
ずれて当たっていたら意味ない。
本人様で使われる場合。ずれ止めテープがついてると、ずれて当たりにくい。
〈ずれ止めテープつきパッド〉
パッドがピタッと当てられるアウター
これだと、寝たきりの方も対応可能。
〈ソフィットパンツ〉
【両面吸収パッド】
二重使いをやめましょうと言いますが、これはオッケーです。吸収帯を増やすためだけに使えます。このパッドの容量を超えたら、下に通過して下の吸収帯にいくのです。あ、だから単品では使えませんよ。
〈対象者〉
テープ止めやパッドを利用されている方。
テープ止めやパッドの吸収容量が足らない方。
〈メリット〉
重ね使いで容量アップ。
〈デメリット〉
なし。→めちゃめちゃ便利です。
〈対象者〉
寝たきりの方。お尻も上げれない方。
オムツ交換が大変な方。
ベッド上でオムツ交換、トイレに行かない方。
〈メリット〉
本人様にとって安楽に交換可能。
〈デメリット〉
交換時、職員の腰が痛い。
→ベッドの高さを上げてください。
高価。
いかがでしょう?
本人様にあったオムツを使って、本人様に快適に過ごしてもらいましょう。
ホントは、失禁なく過ごしてもらえたら。ですが。
それについてはまた書きますね。
ちなみに、載せているのは、私のおすすめメーカーとその商品です。
基本的にリヴドゥコーポレーション リフレが好き。
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