移動の導線 その1 必要性
今回は移動の導線。
特に居室内、トイレまでの導線の確保について。
スタスタ歩く人は、導線がめちゃくちゃでも、歩けますが。
要介護の人だとか、導線がなければ歩けなくなる。
行きたい先が、トイレであれば、トイレに行けずに失禁。
行きたい先が、お風呂であれば、お風呂に入れず皮膚トラブル。
行きたい先が、台所の冷蔵庫とかであれば、食べることも飲むことも出来ず、脱水・栄養不良→衰弱。
悪いことが起こることがいっぱい。
もちろん、導線を取らずに援助でどうにかする方法もあります。
トイレ誘導。お風呂介助。食事・水分の配膳。
でもね。
援助が入るということは、時間が決まってしまったり介助者に見られてしまったり、お互い気を使ったり。ある意味制限がかかってしまう。
本人様の希望するタイミングに合わせたとしても、
〝人が来た時にする。“という決まり自体が制限。
介助者側からしても、援助が増えると手間がかかってしまって大変になる。
手間が増えても頑張ったとして、「もっと早くきて欲しかった」「今じゃなくていい。後10分後でいい。」と言われることもでてくるはず。
だから、環境を整えて導線をつくって、本人様に出来るようにして、本人様のタイミングで、行って頂く。
当然、人がついていないから、リスクは高くなりますけれど。
リスクがない生活というのは、自由がないということです。
自由があるということは、リスクがあるということです。
私たちでも、車に乗る人なんかは、自分が気をつけてても他の車が突っ込んでくるリスクはあります。
そんなリスクを抱えながら、便利で自由に移動できる車に乗るわけです。
同様に、リスクはあるけれども、環境を整えてリスクを最小限にしながら、自由を得るわけです。
ではその方法。
すみません。次回にします。
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