要介護者の無気力 一見怠け者
一見怠け者に見える、何もしない人。
何もやる気がない様子。
声をかけてやってもらうとできないこともない。
そんな人いませんか?
そんな人は、何か理由があります。
高齢者の場合、色々な過程の中で。
役割・家族・友達・親戚・地域とのつながり・身体能力・記憶・お金・信頼・趣味・家・運転免許・権力など。
人によってもともと持っていたものは違いますが、なんらかを喪失されることが多い。
失ったものが再び手に入るか、失ったものの代わりでも得るものがなければ、無気力になります。
これは、私たちでも多かれ少なかれ同じことが起こると思います。
例えば、対応していた利用者様が亡くなった時は、喪失感がありますよね。でも新たな利用者様が現れると、亡くなった方の喪失感が少しマシになる。気が紛れる。なんて事がないですか?
私はあります。
この場合で、利用者様が亡くなり続けて新たな利用者様が現れない場合、どうなるか。
そうでなくても、利用者様が亡くなったショックでしんどくなって辞めていった職員もいました。
つまり、そういうことです。
人間、喪失感があると、無気力になる。
要介護者は、少なくても要介護になっている状態ですから、身体能力は失っている。
その他にも失っているものも多々ある。
その為、無気力になる。
ではどうするか。
もちろん、失わないようにしながら過ごしていただく、予防が大事です。
地域とのつながりを持つ。
社会的役割を持ちながら過ごす。
家の中でも何かしら役割を持ちながら日常生活を送る。
友達や親戚と電話をしたり、一緒に出かけたり。
奥さんでも良い。
それを続ける事が理想。
できない場合。
新たな役割を持ってもらう。
グループホームなら、調理や洗濯などを一緒にする。と、行った事がよく行われています。
自宅でお過ごしの方は、デイサービスに行っていろいろされていますか。
地域包括ケアを頑張っている地域であれば、地域とのつながりで何か取り組みがありますか。
サービス付き高齢者向け住宅だったり有料老人ホームだったら、いろいろサークルや教室がありますかね、
それに参加する事が大事です。
旅行に行ってもいい。
なかなか難しいですが。
ただ、そういうアプローチで、本人様が元気になる姿を見ると、こちらも笑顔になれます。
寝たきりの人が、いろいろアプローチをした結果、再度歩行器で歩けるようにまで戻った時は、感動でした。
また、そういうエピソードを別記事で書きますね。
今回はここまでー。
ありがとうございました。
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